近年、テレビ・新聞・インターネットなどを通じて外国人材の受入れに関する話題が多く取り上げられ、注目を集めています。中でも「特定技能」とはどのような制度なのか、「技能実習制度との違いや仕組みがよく分からない」という声も多く聞かれます。
ここでは、特定技能制度の意義や基本的な仕組み、導入することで得られるメリットについて分かりやすくご説明いたします。特定技能とは、中小企業などの深刻な人手不足の状況に対応するため、一定の専門性・技能を有し、即戦力となる外国人を受け入れる制度です。
| 特定技能1号のポイント | 特定技能2号のポイント | |
|---|---|---|
| 在留期間 | 1年、6か月又は4か月ごとの更新、通算で上限5年まで | 3年、1年又は6か月ごとの更新 |
| 技能水準 | 試験等で確認 (技能実習2号を修了した外国人は試験等免除) | 試験等で確認 |
| 日本語能力水準 | 生活や業務に必要な日本語能力を試験等で確認 (技能実習2号を修了した外国人は試験等免除) | 試験等での確認は不要 |
| 家族の帯同 | 基本的に認められない | 要件を満たせば可能(配偶者、子) |
| 受入れ機関又は 登録支援機関による支援 | 対象 | 対象外 |